JA全農グループが協賛・出展し、総合的な支援をアピール
国際養鶏養豚総合展(IPPS)2022開催について

2022.06

 「国際養鶏養豚総合展(IPPS)2022」が4月27日から29日まで愛知県名古屋市で開催されました。JA全農グループも協賛・出展し、「JA全農グループ」の機能や役割を紹介するとともに、家畜の生産性向上や健康に役立つ資材及び機器の展示紹介を行いました。

4つのカテゴリに沿って展示されたJA全農グループブース

 国際養鶏養豚総合展(IPPS)は養鶏・養豚経営等の近代化・効率化を図ることを目的に、採卵鶏・肉用鶏・肉豚等の生産から流通に関する世界最先端かつ最新鋭の施設・機械器具・資材・技術を一堂に集めた展示会です。今回は229の企業・団体が出展し、畜産生産者や畜産関係者など約2万2000人が来場しました。展示館には、スマート畜産として注目されている機器や技術を集めた「スマート畜産ゾーン」、家畜衛生などさまざまなウイルス対策に効果的な製品や機器を集めた「衛生対策ゾーン」が設けられ、来場者の注目を集めました。

「国際養鶏養豚総合展(IPPS)2022」の会場となった、ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)

 併催行事では、識者による「養鶏・養豚特別講演会」、出展各社・団体による58テーマの「企業プレゼンテーション」が開催されました。

 「養鶏・養豚特別講演会」ではJA全農グループから、JA全農たまご株式会社東日本営業本部第一営業部の宮崎淳部長が「2022鶏卵を取り巻く情勢について」のプレゼンテーションを行ったほか、全6テーマの講演がありました。

 全農をはじめ、全農畜産サービス(株)、(株)科学飼料研究所、JA全農たまご(株)は、「環境」「衛生」「養鶏」「養豚」の4つのカテゴリに沿って、「e–フィード」「201プラスR」などの環境対策飼料、過酢酸系消毒剤の「ビネパワー」や噴霧機の「オルサス ミスト」、卵質測定装置や、近年の鶏IBウイルスの中でも検出数が最も多いJP-III型に対して高い効果を持つ新ワクチン「IB生「科飼研」JPⅢ」、肥育豚の体重推定機「P-Scale ハイコープver.」などを展示・説明しました。

養豚ブースで職員の説明を熱心に聞く参加者
生産性を高めるための取り組みを紹介

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