10年ぶり 全国から酪農家・乳牛が集う
第16回全日本ホルスタイン共進会開催

2026.01

第16回全日本ホルスタイン共進会(ホル全共)が10月25、26日、北海道胆振管内安平町で開催されました。全国各地の優れた乳牛400頭が集結し、体型の美しさを競いました。JAグループをはじめとする資材展示もあり、技術向上の情報交換や親睦交流の場として活用されました。

乳牛400頭を20区分で審査

 ホル全共は、「乳牛のオリンピック」とも呼ばれ、乳牛が健康で長持ちするために必要な体型の改良度合いを比較展示する目的で、各都道府県を代表するホルスタイン種とジャージー種を一堂に集めて開催されます。第1回大会は1951年でした。第16回大会は、前回大会が新型コロナウイルスの蔓延に伴い開催が中止となり、10年ぶりとなりました。
 第16回大会では、全国各地から予選を勝ち抜いた乳牛400頭が会場に集結し、全20区分の部門で審査を受けました。審査の結果、ホルスタイン種7頭、ジャージー種2頭の合計9頭が上位入賞しました。ホル全共の主催者である一般社団法人 日本ホルスタイン登録協会では当日の品評会結果・出展企業等をHPにて公開していますので、併せてご覧ください。

結果はこちら

厳正な審査が行われた品評会
未来へつなぐ酪農
表1  第16回大会の出品区分および上位入賞牛

特設ブースで資材展示や情報提供

酪農家・関係者が交流深める

 ホル全共は「酪農の祭典」として、全国から多くの酪農家や酪農関係者が集まり、酪農技術研さんのための資材展示や親睦交流の場としても活用されています。JA全農、ホクレン農業協同組合連合会、ホクレンくみあい飼料(株)、(株)科学飼料研究所、全農畜産サービス(株)のJAグループ5業者でも特設ブースを出展し、酪農業に関わる資材・サービスの展示を行いました。

多彩な全農代用乳 用途に合わせ使い分け

 JA全農は、特設ブースで代用乳のライナップを紹介しました。JA全農の代用乳はSPG(Spray Dry & Granulation)製法を用いて製造しており、固結しにくく溶解性も高くなっています。さまざまな特徴を持つ代用乳を5種類取りそろえているので、お客様のお好みによって使い分けることが可能です。
 初乳代用乳である「さいしょのミルク」も紹介しています。こちらもSPG製法で製造されており、初乳代用乳ながら溶解性も良く、十分な量の免疫グロブリンを新生子牛に給与することが可能です。

代用乳の詳細はこちら

代用乳5種ラインアップ
代用乳5種ラインアップ
さまざまな特徴を持つJA全農の代用乳

飼料作物資材や牛の生産性を高める配合飼料を展示

 ホクレン農業協同組合連合会は、自給飼料である牧草やデントコーンの最新の品種や、サイレージ添加剤、サイレージバンカー用資材などを展示しました。また、養牛用飼料として全道で使われている搾乳ロボット専用飼料の「ロボリード」、牛にとって良いエネルギー源となる糖や、必要となるビタミン・ミネラル、肝臓の脂肪代謝を助けるコリンを配合している「スイートタイムNEO」も紹介しました。  
 ホクレンの営農情報誌・アグリポートでは、今回紹介した自給飼料の品質を高めるためのポイント集なども下記リンクを通じて確認できます。

アグリポートの詳細はこちら

ホクレンが牧草やデントコーンの最新の種子を紹介

養牛用資材や牛舎の環境整備 機器の実演で分かりやすく

養牛用資材や牛舎の環境整備に役立つ機器を展示

 (株)科学飼料研究所、全農畜産サービス(株)からは、子牛・母牛の牛舎環境整備や消毒剤、分娩お知らせ機能を持つICT機器など、さまざまなステージで活用できる資材を展示しました。実物の機器で実例を披露するなどサイズや使用感なども、分かりやすく実演しました。
 科学飼料研究所の養牛資材の一部と全農畜産サービス(株)資材は次のリンクから確認可能です。

科学飼料研究所の養牛資材の一部
全農畜産サービス(株)資材

この記事をシェアする

  • LINEで送る
  • Facebookでシェアする

おすすめ関連記事

他の記事を探す

畜種別
テーマ別